地域ブランドを生み出す② 商品

前回のブログで「地域ブランドとは何ぞや?」というお話をさせて頂きました。今回はその地域ブランドの代表といってもいい「商品(モノ)」についてお伝えさせていただきます。

まず、お手本となる素晴らしい実績を残している事業者さんを紹介させて頂きます。

四万十ドラマの成功

四万十ドラマもともとは、第三セクターから始まった事業のようですが、さまざまな地域に根付いた商品を創り出しています。例えば、パッケージにしてもこんなこだわりを持って作っているようです。

「コミュニケーションスイッチ」としてのパッケージデザイン

四万十ドラマでは、商品を単に売るだけではなく、手に取ってもらう際に地域としての「考え方」を併せて伝えることを重視しており、商品のパッケージデザインを「コミュニケーションスイッチ」として位置づけて開発を行っている。
パッケージデザインは、地域在住のデザイナーにより、生活者としての視点を交えて行われる。また、デザイナー自らが商品の背景となる地域や人の状況を知った上でデザインを行うことが重要となるため、商品開発のプロセスは、原材料がどのように栽培されているのか、またそれを誰がどのように作っているかといった点について、デザイナーも参加して、直接自分の目で見たり、話を聞いたり、時には酒を酌み交わしたりといった調査を行うことからスタートする。

一つの商品を作る際に、その地域の「ものがたり」を大事にしているということですね。素敵やん。

商品づくりに大切なこと

オリジナリティ

ブランドの命となるオリジナリティ、独自性ですね。そのブランドはどいうものかと問われたときに明確に特徴を表現できるもの。という事が大事です。地域名+商品名という商品づくりだけでは物足りない気がします。

シンボルづくり

四万十ドラマさんはパッケージデザインはコミュニケーションスイッチであるとしています。地域の考え方、コンセプトをパッケージデザインで伝える事が大事なんですね。

ネーミング、マークなどで伝えたい資産をカタチとして表現することも必要です。

接点づくり

まず、どんな属性の方が買うのかというターゲティングが必要です。それにより次はWEB制作、SNSの活用、雑誌などへのプレスリリース、カタログ制作、イベントへの出店など、実際にお客様に認知されるような接点づくりをしなければなりません。

地域ブランド等の助成金 (例 香川県)

昨日締め切られましたが笑(令和3年2月10日締切)こんな助成金もあるようです。

地域資源ブランド化・販路拡大支援事業

 県内中小企業者が取り組む独創的な研究開発や特許権、実用新案権、意匠権(出願中のものを含む。)を活用した新製品・新技術の開発等の取組みを支援します。

助成対象者

県内に主たる事務所・事業所を有する中小企業者

助成対象事業

地域の資源を活用した自社の商品

助成対象経費

商品開発・デザイン開発費

販路開拓費

助成率と助成額

助成率:2/3以内
助成額:50万円以上200万円以下

助成の対象となる事業の期間

助成期間は、当初の交付決定日から令和3年2月10日までとなります。

採択の基準

次の各項目について審査を行い、採択を決定します。
①新規性・革新性 ②市場性 ③成長性 ④実現可能性 ⑤地域活性化への波及効果

「田舎にはつくる者はいくらでもおる。売る人間になってみてはどうか」

昔読んだ本で、ある成功した方のきっかけとなるエピソードとしてこんなことが書いていました。

その方は都心から地方に移住し、地域の方と同じように農業に従事しようとした矢先、地域の重鎮的な方にこんな事を言われたそうです

「田舎にはつくる者はいくらでもおる。売る人間になってみてはどうか…」

その方からしたらそんなことを言われて、はじめは「はぁ…」なんてなものでしたが、よくよく考えると都心でマーケティングなどの仕事をされていた経験が生かせるのかも…と思い始め、そして農産物の販売事業に乗り出し、成功されたようです。

もちろん、地方に移住して自分のやりたい事をやるというのが一番だと思います。しかし、もし営業力、コミュニケーション能力、調整力、企画力、販売のノウハウ…など、都心のお仕事で培われた知識や経験をお持ちなら、地方はそういった人材を求めているのは間違いありません。

鰻コーラ⁉
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