アウトドアガイドという仕事

自然豊かな地域に移住する場合、アウトドアガイド、インストラクターとして起業することも面白いかもしれません。私自身も10年以上前ですが、アウトドアガイドのガイド業をしておりました。

主にシーカヤックやダウンリバーを専門に7年、8年程しておりました。それらの経験を踏まえてお伝えしたいと思います。

趣味が仕事になる

昨今は空前?のキャンプブームですね。YouTubeでも芸能人がこぞってキャンプを楽しむ動画を投稿しています。今はキャンプ場がすごく整備されていますし、キャンプは道具さえあれば誰でも簡単に始められるお手軽さもあるのでしょう。

そうキャンプは誰でも始めれますし、三、四回行けばベテラン然とした顔ができるからかもしれません。しかし他のアクティビティはどうでしょうか。何年も何年も海や山や川に通ってるけど、まだまだだなぁなんて思われてないでしょうか。しかし、それはただプロのレベルでは無いというだけで、知識や経験は誇れる域になっているかもしれません。「一芸は道に通ずる」なんて言葉があるように、趣味でも5年、6年続けていれば、技術はソコソコでも知識を人に教えることができるのではないでしょうか。

趣味を下手でも何年も継続している人は、もうすでに知識や技術を「与える人」になれるという事です。「与える」ことができるのなら「お金をいただける」条件はあるということですね。

ガイドに必要な要素

しかし好きな趣味を何年もやっていれば誰でもアウトドアのガイドになれるのかと言われれば、そうではなくなれる条件はあるということです。

ならば何が必要か?

☞判断力

☞危機回避能力

☞レスキュー能力

☞伝える能力

☞専門的な知識

判断力というのは言わずもがなですね。自然というものは決して甘くありません。天候の変化や状況の変化を敏感に察知し、たとえそれがツアーがはじまった直後でも、危険だと感じたら直ちに中止し、引き返す。ツアー料金なんて全額返してもいい…と私はやっていました。

お客様の命を預かっているという心構えが大事なのです。はじめての場所や前日が天候不順だった場合などは、現場を下見することも大事です。

先ほど、プロレベルでなくても、ソコソコの技術で…と技術について話しましたが、レスキュー技術だけは向上させなければなりません。

もし危険迫っても自分がこれだけできるから、お客様も回避できるだろうなんて絶対考えてはいけません。お客様は全く何もできない人。そういった方をちゃんとレスキューできるように日々、練習に励みましょう。

そして趣味で得た知識だけでなくそれ以上に深い知識を得る努力も必要です。商品やその構造の知識はもちろんですが、危険な生物の知識(ヒル、スズメバチ、マムシ)も大切ですね。

知識や技術の理論を普段からアウトプットすることも大事です。アウトプットすることによって、伝える能力も磨かれますし、自分にとっての確認作業としても大事ですから。

アウトドアガイドで生活できるのか

さぁここが大事ですよね〜。ジャンルによって頂く料金も違ってきますが、一日のスクール、ガイド料ならお一人様8000円~12000円頂くといったところでしょうか。

週10名のお客様として、客単価¥10000としますと、月の収入が40万円。そこから固定費などの経費を引くと…。確かに、それだけではちょっと厳しいですね。

出会える場所を作る

私がアウトドアスクールやツアーを運営して感じたのが、皆さんアクテビティを楽しみたいだけでは無いのだなぁという事です。

一度私のスクールなりツアーでお客様としてこられた方で、何度も遊びに来て下さる方がたくさんお見えでした。

そういったリピーターの方々は、その場所に行くと誰かとお話しができる、誰かと出会える…そんな場所を求めているんだなぁ…と。

そういったアクティビティを通して、人と人が出会える場所を作るなんて…素敵やん。

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