起業してお金持ちになりたい…。誰もがそんな夢をみますよね。特に若い頃は…。
「あんな商売したら、絶対もうかるんじゃないかなぁ…」なんて、そんな妄想をした経験は、私も幾度もあります。しかし、それは若い時だけで、歳を重ねると自分の身の丈もわかってくるというのもありますが、「これから自分の会社を作って、その会社を大きくして、金持ちになって…」なんて、これっぽっちも考えなくなりました。(もちろんお金持ちはウラヤマシイです)
利益を追求する…それは、経営者として当然のことですし、そういった経営者の方達をすごく尊敬します。しかし、その為に大変な苦労を伴うのだろうとも思います。
お金稼ぎはボチボチで…こんなビジネスしたら喜ぶ人が増えるんじゃないか。自分の好きなことをする事で結果的に誰かのためになっている。そんな生き方もアリではないでしょうか。
ソーシャルビジネスとは
ソーシャルビジネスとは、様々な社会問題の解決を目指す事業です。
経済産業省ソーシャルビジネス研究会の定義では
①社会性
現在、解決が求められる社会的課題に取り込むことを事業活動のミッションとすること。
②事業性
①のミッションをビジネスの形に表し、継続的に事業活動を進めていくこと。
③革新性
新しい社会的商品・サービスや、それを提供する為の仕組みを開発したり、活用したりすること。また、その活動が社会に広がることを通して、新しい社会的価値を創出すること。
高齢者問題、障害者の方々への支援、自然環境の保護活動、地域活性事業など、「社会問題の解決」を新しいシステムやサービスを取り入れて、事業として収益をあげる。ボランティア活動などのように無報酬はでなく、報酬を得ることで事業を持続させる。事業を拡大させることが大切ということでしょうか。
組織形態
組織形態としては、NPO法人が全体の半数を占めているようです。
☑NPO法人
☑営利法人(株式会社、合同会社)
☑一般社団法人
☑公益財団法人
☑公益社団法人
ソーシャルビジネスと田舎暮らし
ソーシャルビジネスの説明なんかして、移住、田舎暮らしとなんの関係があるんだ?と言われそうですが、ソーシャルビジネスの事業分野を見てみましょう。

いかがですか。ソーシャルビジネスの事業分野として60%が地域活性・まちづくりの事業なんです。それだけ、地域課題として危機感がある分野ということですね。
田舎でソーシャルビジネスとして起業する。なんて面白いかもしれません。
いや、田舎でこそソーシャルビジネスで起業すべきなのかもしれませんね。